取手

今日、設計事務所のバイト中にお茶の話になって、そのときふと思ったことのメモ。

うつわの話。

その内容とはあんま関係ないけど、

茶碗(ここでは抹茶を飲むときに使うやつ)、ティーカップ、コーヒーカップの「形態」と「その取手」について気になったので。

それぞれは、あんまり気にしないと、どれも「飲み物を飲むための食器」なんだけど

微妙に違うカタチにはそれぞれ意味がある。


「茶碗」はお茶の席での作法に大きく起因している。
回して飲むと言う作法の特性により取手はない。その代り持ったときに熱くないように少し厚めにできている。


ティーカップ」は紅茶を飲むときの楽しみ方に起因している。
紅茶は「香り」と水に溶け込んでいくお茶の「色」を楽しむ。そのため口が広めで「両者」を楽しむようになっている。

「コーヒーカップ」はコーヒーの「香り」を味わうためにカップの形態が決まっている。
「香り」を味わいやすいように口が小さく、その口の大きさはギリギリ鼻にあたるかどうかくらいの大きさ。


真意が知りたい人はグーグル先生 http://www.google.co.jp/webhp?hl=ja に聞いてください。

僕もグーグル先生に聞いてみます。


「form follows function」=形態は機能に従う


といったルイス・サリヴァンの言葉が頭をよぎった一日でした。