2015-01-01から1年間の記事一覧

2015

これまでで一番あっという間の一年だった。内容盛りだくさんの2015年。本当に色々あった。特に初めての事がこれほどまで詰まった年はこれまでにないだろう。 冷静に今年反省すべきところを分析して 習慣を改善して次の目標に挑戦したい。 お世話になった皆様…

挑み続けること

これまで建築のプロポーザルであと一歩のところで負け続けて、まるで光のない暗闇をずっと歩いているような気持ちでしたが、年末に報われました。現在所属している設計事務所で取り組んでいた福岡県の六本松九州大学跡地に建設予定の福岡県弁護士会館のプロ…

Material

一年前に比べると、少し木の種類がわかるようになった。本ではなくものから学ぶ。棟梁からの教え。

手の跡

現在進めているプロジェクトの一環で、高校時代に通っていた直方市の工房を訪ねる。工房という場所が好きだ。少し薄暗いけど、ものづくりの雰囲気でいっぱいに満たされ、程よい光が差し込む。感覚と経験の結晶がここから生まれていくのだ。ここなら、よいも…

エイジング

屋根工事。今ではなかなか見られなくなった銅板葺きの屋根。職人さんが一枚一枚銅板を叩いて取り付けていく様子はつい見惚れてしまいます。これから次第に緑青で覆われていくのも楽しみ。日本建築の良いところは、急激な年の取り方ではなく、徐々に変わって…

4度目の正直

http://www.jia-9.org/info/今年4回目のプロポファイナル。やる事はやった。あとは祈るだけ。

チャーリーパーカーはなぜバードになったか

映画で久しぶりに感動した。いや、むしろ初めてかもしれない。 この映画こそ、映画館で見られるべきだ。 ジャズをもっと知りたくなった。そして、体験する者をこんなに熱くするものをつくらなければいけない。

上棟式

無事に上棟式を迎えました。一日で躯体が立ち上がる瞬間は何者にも言い難いほど感動的でした。 日々成長できているか? 自分はこの道をこれからも進み続けていいのか?といつも不安になるけど、節目節目で建築が前に進む力を与えてくれます。 すごくゆっくり…

スラブコンクリート

いよいよ始まった。緊張とワクワク感。とにかく目の前のことを着実に一歩ずつ。

レクチャー

近所で安藤忠雄さんの講演があったので行ってきました。安藤さんの講演はこれが初めて。周わりに聞くと誰しも一度は安藤さんの話しは聞いた事があるというくらい年間でかなりの講演会をされています。会場は2000人規模でしたが、ほぼ満員。 内容は冒頭から国…

だれも知らない建築のはなし

近所の映画館で上映があったので見てきました。実はこの映画は去年、ヨーロッパを放浪中にベネツィアに立ち寄った際にヴィエンナーレの中で一度目にしていたもの。日本館の展示内容の一つがこのインタビュー映像でした。その時は、淡々とインタビューが流れ…

井上孝治写真館

福岡県糸島市にある土日しか開館しない小さな写真館。設計は柿沼守利氏。時間を経て魅力が徐々に増していく民藝品のような建築。出迎えてくれたご夫婦の空気感も素敵で、見学が終わって淹れてくれた珈琲とケーキも優しさが溢れていた。残念ながら今年いっぱ…

はじまり

いよいよ、はじまります。

益子 /mashiko

ものづくりの町、栃木県益子町。つくる場所、売る場所、買う場所、生活する場所が手の届く範囲にあって、密集している。こういう町の成り立ち方というのが、ものづくりにとって持続的な姿なのかもしれない。 好きな町の一つになりました。

次は

学生の時に、建築家というものを知るきっかけとなった熊本アートポリス。今度は参加する側になりました。お盆休みや、土日、日中も関係なしで、実施や現場の傍ら、事務所総出で取り組んでいる。 伊東さんとお会いするのはいつぶりだろうか。 相変わらず、こ…

線香花火

十分な移動時間があったので、いつぶりかわからないくらい久しぶりに小説を読んだ。強烈な表紙の中身はクールだがどこか光るとこがあって、自分はこっちのデザインの方が好きだ。内容はものづくりをしている人にはきっとどこかに響くと思う。著者が小説も漫…

自然よりも自然なもの

吉岡徳仁展@佐賀県立美術館最終日にバタバタ滑り込み。会期の終盤に差し掛かるにつれて自分のSNSのタイムラインがこのストローの山の写真で埋め尽くされたほど、多くの人が佐賀に足を運んだとわかった。人工物の結晶なのに眺めていると雪の日を思い出す。固…

Team

お施主さんの家でJazz live。サックスとエレキギターの共演。お施主さんもいい建築をつくるための大事な一員。使い方もしかり。美味しい料理と、豊かな音楽。そのまま眠むれたらなんて幸せだろうか。 夏に向けて仕事は嵐の予感。確実に。 気づいたら除夜の鐘…

透明感

風立ちぬ以来、映画館で久しぶり映画をみました。透き通った映像、音楽、鎌倉の四季の美しさ。「透明感がある」とは何もないことでではなく、全ての調和がとれていて、どこにも違和感がないことなのかもしれない。

TunneL(トゥネル)

門司港に最近できた元遊郭を改修したゲストハウスTunneL(トゥネル)。中庭が齎す眩しすぎず、暗すぎない温かい光。駅からのアクセス改善と、カフェスペースが整ってくれば門司港の新しい拠点になりそう。http://www.tunnel-mojiko.com/

手探りでつくる

お施主さん宅の工房でDIY。色々な立場を経験することで、色々な人の気持ちがわかる。それにしても素晴らしい場所だと来る度に思う。豊かな暮らしとは、手の届く範囲で生活ができることなのかもしれない。

終わらない挑戦

http://www.fukuokashihoushoshi.net/info/detail/i/452/あと一歩及ばず。ここで立ち止まったら勝てる日なんて来ない。んー悔しい。 でも頑張る。

静かに強く佇む

先日、事務所の竣工した物件のとあるコンテストの現地審査での出来事。口数少なく、淡々と建築を見る眼差し。始まった瞬間に真剣で切られるようなそんな間合いだった。巨匠を目の前で体感。これまで本の中の人物だと思っていた人に会う機会はそんなにない。 …

新しさ

とあるプロジェクトの検討。パソコン上でモデルを作成しそこから3Dプリンタで出力。現代でしかできない造形を極限まで追求する。新しいものは、新しいつくり方によってつくられる。

いつもここから

ふらっと立ち寄って懐かしい話。未来の話。そこにずっとあるという事が多くの人の拠り所になっている。そんな場所が街をつくっていくのだ。今宵もゆるく素晴らしい時間。

そこにしかないもの、そこでしかできないこと、あなとでなければできないこと、今しかできないこと。 そういう事が自分の何かを創るときの基盤になっている気がしています。言葉を紡ぐようにものを創る。所詮、若輩者の言葉かもしれないけど、今の身の丈にあ…

昨日、とある人の話がきっかけで、昨年の欧州放浪の旅を思い出し、写真を引っ張りだしてみる。光には色があるのだ。欧州10カ国を巡ってベスト3に入る名建築。ル・トロネ修道院 (フランス) あー旅に出たい。

Pastel Color

この季節はギラギラした感じというよりは、どこかぼんやりととしていて、いろんなことが始まりそうな気配がします。プロポーザル負けました。全力で挑んだ結果なので、これが今の実力だと思って受け入れるしかありません。これまで建築の先生だった人(これか…

街の思い

所属している事務所で担当した図書館・歴史資料館のプロポーザルで全国の105案の中から5者に残りました。「これからの図書館」とはなにかを自分に問いただし続けて最後まで走り抜けたいと思います。その街の人が本当に必要としている建築とは何か?これからの…

プロポーザルの提出が終わり、久しぶりの投稿。そして、ずっと気になっていた博多駅近くのD&DEPARTMENT FUKUOKAを訪問。外壁の装飾を取り除いたそのままのようなファサードが特徴的な建物。D&DEPARTMENTは学生のときからナガオカケンメイに興味があったこと…