エキゾチックプレシャス
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=24849
昨日は小倉のcafe de beachで劇団ブルーエゴナグ(http://buru-egonaku.com/about)による「エキゾチックプレシャス」というお芝居を見ました。
自分の率直な感想から言うと、これまで目にしていなかった扉を一つあけた気分です。
扉の向こう側はワクワク感でいっぱいでした。
なんで、自分はこれまで舞台を見なかったのだろうかと悔やむくらい新鮮な経験。
場所は6m×6mくらいの小さなカフェで、舞台装置も椅子が置いてあるだけ。
でも、逆にそれが想像力を掻き立てて、真っ白な空間が色んな風景に見えてくるのはかなり居心地のいい違和感だった。
人生の様々な局面における男女6人+αの物語。
過ごしている時間や場面は個人でそれぞれ違っているけど
自分自身の心境の変化や環境の変化によって、すれ違いや重なりを繰り返すことによって生まれる物語。
さらに、コントや時間が止まった世界が入り交じる。
夜空の星みたいに点在している一つ一つの場面が、最後は星座のようにぼんやりとした一つの形に見えてくる面白しろさでした。
見ている最中は劇団ひとりの「陰日向に咲く」に展開が似ている気がしたけど、
それはただの勘違いでした。
ヒューマニティとコメディの中にすごく現代に対するメッセージやシニカルな部分が織り交ぜられていて
単なるハッピーエンドではないところが個人的には好き。
この脚本をつくったのが21歳の現役大学生と聞いてさらにびっくり。
いやーすごい人たくさんおる。
あと役者の人って普段の生活ってどんな感じなんやろ。
色々な人や役柄を演じていて自分の性格とか振る舞いとかわからなくならないんかな。
さらに個人的な興味です。
とにかく、すごく充実した一日でした。