輪郭線の向こうから眺めてみる
北九州にいた頃に WATCHa!!という累計10万部以上の発行をしている
フリーマガジンの編集長をしていた東くんと出会い、昨日は久々に再会。
彼は今、大学を休学し世界を旅している。
これまでは上海に少しだけいて、つい先日までは大連にいたらしい。
来週、一度日本に戻るそうだ。
すっかり容姿は中国っぽくなって、立派な旅人でした。
僕は「全然変わってないですね」と突っ込まれたり。
数ヶ月間こちらで生活してみて、日本が少しだけ客観視できるようになったという話をした。
これまで当たり前だと思っていたことが、外国では違っていたり、
うまくいくこと、または、うまくいかないことがたくさんある。
そういう事に何度もぶつかり、色々なことが相対化されて客観視できるのだと思う。
「何事も経験」という言葉があるけど、
これはほんとだと思う。
誰かが言ったことや、机上の理論ではなく、まず実際に行ってみて体感する。
そうすると、日本は変だなとか、何か違和感みたいなもの感じるようになる。
逆に日本らしさみたいなものも見えてきて、
これは外国から見て、日本のいいところだなとかもちょっとだけ
わかってくる。
そういうトライ&エラーの繰り返しによってでしか獲得できないものこそが本質だったりする。
僕も、もう少ししたら一度、帰国するけど、そのときも何か気づくことがあるかもしれない。
その瞬間を見逃さずにしっかりと捕らえて、何かに還元できたらと思う。
明日は今進めているプロジェクトの現場へ南京に出張です。