コスモポリタニズム



昨日は勤めてるスタジオが定期的に行っているクリエイティブサロンが開催され、


香港を拠点に活動している盛世匡さんという空間・照明デザイナーの方がゲスト。


海外居住歴はかなり長いのにバリバリの関西弁でのレクチャーはなんだか新鮮。


内容は海外で活動している日本人デザイナーとして僕は結構共感するところが多かった。


中国において外国人としての日本人の立ち振る舞い方や仕事の進め方は


普段何度も遭遇している場面とかなり重なり、


親近感とともに、自分にとってかれからの指針となりうるべき事柄だった。


僕らが日本で生活していたときに、


街中や大学で出会う外国人に接するような感覚で僕らは中国という


土地で認識されているのだと思う。


自分は別に日本の代表でも何でもないと思っていても、


外国人に対する外国での振舞いは「日本」という


イメージを間違いなくその土地に植えつけてしまう。


たとえ自分の中で国という枠組みを越え、


アジア、または他の地域として捉えていてもこれはどこまでも続いていくことなんだと思う。


その中でどのように自分は立ち振る舞えるのかということレクチャーを聴きながら考えていた。


「成し遂げた事はもちろん大事ですごい事だけど、すごい人って生き方がかっこいいよね」


とレクチャー後のパーティーのときに盛さんがサラッと言った言葉が僕は好きだった。



そんな余韻に浸りながら帰って寝ようと思っていたら、突然の来客。



そして夜中まで宴は続くのでした。


こんな展開も嫌いじゃないよ。


素敵な週末をありがとう。