绍兴





今週末は中国は清明节という祝日で会社は三連休。

久しぶりの連休だったので、上海の友達複数名と紹興酒の原産地、绍兴へ。

绍兴は魯迅の故郷と言われてる。

水郷だけあって街のあちこちに舟で移動する観光客。

本場の紹興酒はかなり濃い。

上海で売られている紹興酒を中国人は水で薄めてるものだと言っている意味がわかった。

二日目の朝はサファリパーク並みに揺れる道を定員オーバーの車に乗せられ移動。

頭やケツを強打した後、軽く山登り。

そして、柯岩风景区 にたどり着く。

ここには唐の時代のお寺である普照寺がある。


普照寺

斜面を利用した配置形式が独特。側廊が登り窯のように本殿へ繋がって行く。


魯迅故居

こちらは魯迅の実家。

中庭が反復され、平面階層的な空間が広がっていた。

細部を見るともの凄く機能的につくられている。

特に雨水をどのように敷地内に流すかをかなり精密につくってるように見えた。

各部屋は中庭の周辺に配置され各諸室→中廊下→外廊下→中庭と続き小さな面積で豊かな景色を演出する工夫がたくさんあった。

いわゆる豪邸。

この建築の魅力は大部分がプランニングによって支えられている。


柯岩风景区の一部は保存改修されていて、昔の風景を再現していることはすごくわかったけど、

なんかテーマパークのようで少し気持ち悪かった。

歴史的建造物やその風景の保存方法について少し考えてしまう。

ただ、各エリアへのアプローチ方法は結構魅力的だと思う。

舟と歩きを交互に繰り返して敷地内を回るので全然飽きない。きちんとルートがあるので後戻りもない

これだけの広さを有しているからこそできる手法。


今回、現代建築はまったく見なかったけど、収穫はすごく多い旅になった。

みなさん、お疲れさまでした。

谢谢