最近とある相談を受け、
ふと電子書籍と本と出版社について考えることがあった。
電子書籍のいいところは、いつでも、どこでも、大量に持ち運べることだけど
それはどこか手元にない感じ。
もってるんだけど、もってない感じ。
読み切れるんだけど、読み切れない感じ。
終わりはあるんだけど、いつまでも終わらない感じ
読んでるんだけど、頭にのこらない感じ
最近、写真をあまり撮らなくなった。
カメラはいつもケータイにくっついているはずなのに
前よりもきっとすぐに写真が撮れるはずなのに。
物質、物体は機能以上のものを人にもたらしてくれている。
きっと本はなくならない。
物質、物体である限り。