春節


↑中山陵(孫文のお墓) 392段の階段を登ったところより


中国は春節旧正月)に入り、街はお正月モードでした。

こちらのお正月といえば、爆竹と花火が朝から次の日の朝までずっと鳴り止まず、そんな事が一週間続いていました。

中国、恐るべしです。

ちなみに我が家にも、もれなく誰かが打ち上げた花火が窓ガラスに直撃しまくっていました。

中国のそういうとこ好きです。



さて、会社もそういうことで約1週間休みでしたが、

最初の4日くらいはほぼ外に出る事なくひたすら寝続け、色々と考え事をし、

映画とお笑いを見続けるというネクラらしい過ごし方をしていたのですが

最後の3日間は大学時代の中国人の友人に再会するのも兼ねて南京へ行ってきました。

去年も一回出張で行ったのですが、そのときは本当に打ち合わせと現場視察だけで終わってしまったのでリベンジ。



中国国際建築芸術実践展

侵华日军南京大屠杀遇难同胞纪念馆(南京大虐殺記念館

中山陵

霊谷寺

など。

どれもよかったですが、南京大虐殺記念館は日本人なら行くべき。

中国は反日って言われてますが、けっこうそれが納得できるというか、普通の人だったら怒るよねっていうレベル。

今、中国で働く日本人の節度が問われる。



中国国際建築芸術実践展は中国でよくある世界の有名建築家を集めてぶぁーと建築をつくるシリーズです。

まだ正式にオープンしていないため外観のみ。

スティーブン・ホールとかアジャイとか王澍とか。



中山陵、霊谷寺は久々に山に登ったという感じ。

上海で山をお目にかけれることがまれなため、幼少期から大学院まで山に囲まれた生活をしていた自分にとって

パワースポットと言ってよかったかもしれません。

少しだけ身体が軽くなった気がします。



まぁ、そんな日々を過ごしておりました。


なんとか元気にやっとります。


最近ちょっとだけ春が近づいているような上海です。



あっ最後に書く事ではないかもしれませんが春節中に上海の街中で人生初のスリに合いました。


幸いなんか取られた感じがわかったので、目の前におったケータイで何か話してるヤツに

「おいっ」って叫んだら返してくれました。

殺されなくてよかったです。

取る方は練習しているかもしれませんが、取られる方は練習するわけがないので鈍感です。

上海が海外である事を思い出させられる瞬間でした。

生きててよかったよ。まったく。

みなさんもお気をつけください。