思いを形に

それぞれが持つバックグラウンドは同じものなんてない。

どこまでいっても、

私はあなたにはなれないし

あなたは私になれない

相手を理解したいと思うのであれば、

まずは当事者意識をもつところから始めてみる。

 

経験してみてわかったという発見は、そういうことだ。

経験がベースにある言動に説得力があるのは、当事者だからである。

当事者は成功と失敗の両方を話せる。

 

どれだけの当事者になれるかがその人がもつ深みのような気がした。

 

もちろんそれは一種類でも果てしなく深いものもあれば

多種類の場合もある。

 

その総体が個性であり、作家性である。

 

寄り添うとはそういうことかもしれない。