海のギャラリー 設計 林雅子(1966年竣工)
長い冬眠期間を経て、ずっと行きたかった場所へ。
片道約10時間をかけてやっとたどり着けた建築。
実際に身を置き、体感しただけで設計者がどんな空間を目指していたのかが説明を受けなくても伝わってきた。
もう50年以上も経過し、一時は取り壊しの危機にさえあった建築。
これまでも名作と呼ばれた建築が次々と役割を経て姿を消して行く中
残る建築はそれと何が異なっていたのだろうか?
設計者の意思は建築、そこを訪れる人、そしてその場所に宿っている。
久しぶりに建築で感動しました。
名作です。