色褪せない
事務所の先輩からかりていたオードリー・ヘップバーンの映画5本観了。
最後の一本がなかなか見れず、かなり時間がかかってしまった。
「ローマの休日」
「ティファニーで朝食を」
「シャレード」
「マイ フェアレディ」
「麗し(うるわし)のサブリナ」
オードリー・ヘップバーンの名前は自分の親が結構口ずさんでいた記憶がうっすらとあって、
それ以外はローマの休日の真実の口のシーン以外は正直まったく知らなかった。
知っている人からしたら、今さら??って感じだろうけど、まぁ早い、遅いは個人差ということで。
タイトルの響きは「ティファニーで朝食を」が好きで、
ベタですか?
はい、ベタです。
ローマの休日なんて約60年前の映画なのに全然よかった。
よく昔やっていた、○○年代に流行したスタイルみたいな特集テレビ番組を見ていると現代の目でそれらを見て
うわぁダッせぇっていつも思ってたけど、この映画はなんかいい感じに古くていいというか。
そういう感じがなかった。
オードリー・ヘップバーンの可愛いさって時代を超えてる。
露骨に流行が現れるのは髪型とファッションだと思うんだけど、それすらちょっと霞むというか。
途中、ローマの街中をベスパ(バイク)で二ケツしてるシーンとか、めっちゃかっこ良かった。
流行か普遍かという違いを時間はちゃんと教えてくれる。
これは映画だけじゃなくて色んな事に言えること。
建築もそうだし、やっぱり時代を超えて残ってるものがもつ力ってすごい。
そういうものには時が凄い密度で詰まっている。
もうちょっと名映画といわれているものに手を伸ばしてみよう。
そうしよう。