portfolio

上海へ旅立つ前に、自分がこれまで制作した作品をまとめた作品集を見直しました。


建築や写真やアートの分野では自分の作品集をポートフォリオといいます。

多くの建築学生は入試や就職活動でこのポートフォリオを持ち歩き、プレゼンテーションをします。

さらにもっと自分がつくった建築作品の空間をリアルに伝えたい場合は大きな模型を面接の場で持ち込むのも日本では普通になってきています。

いずれにせよ言える事は1つのプレゼンテーションツールであることです。


写真は自分がとある場でプレゼンテーションをする機会で制作したものです。

長さは30mくらいの長さがありました。

このポートフォリオの形態を決めたのは

プレゼンテーション会場に大きな長机があったこと。


自分がこれまで制作してきたプロダクトデザイン、建築、都市計画、コミュニティデザインといったすべての内容を短時間で伝えようとしたときに、この形態にしようと決めました。

またプレゼンテーションする場があれば、内容や形態も変えていく予定です。


メディアが発達して、今ではポートフォリオの作り方を示した本も出版されるようになりましたが

そこで、紹介されているようなことすべてが正解ではないと思います。

僕は、その人らしい、そのときに合った、その人がいいと思えるものが一番力を発揮できるツールになるのではないかと思います。そして同時に、聞いてくれる人に対してしっかりと伝える事ができれば、それはすばらしいプレゼンテーションだといえるのではないでしょうか。


言語や文化を超えた地でどのようなプレゼンテーションができるのか、また拝見できるのかが楽しみです。

明日、いよいよ出発です。