お寺とリゾート地をここ2、3日はずっと見学しています。
タイは地震がほとんどなく、建築をつくるときにまず、気にかけないといけないのが
「洪水」です。
そのため、形態が高床式であったり、基礎部分が日本に比べて高かったり、可変性が高いつくりなのが特徴的です。
今年のタイで発生した大洪水も規模は大きいものの、
洪水自体は毎年起きていることだそうです。
そういった環境の中での建築のあり方は日本が振り返るべき姿なのではないでしょうか?
「対抗」するのではなく「共存」すること。
相手の力を利用する「合気道」的なあり方。
ここから学ぶ事はたくさんありそうです。