analog is the future

中国にいる時は、デジタル、ペーパレス、テレビ電話...etc

といったように、デジタルな技術によって仕事が支えられ、作業の大半もそこに時間が注がれていた。


しかし、日本ではきっちりと建築の模型をつくるし、印刷物で確認するし、打ち合わせで顔を直接あわせないことなんてない。


日本のデジタルデザイン分野はアジア諸国に比べて出遅れているのは明らかだが、

それでも長い間産業は成り立っている。


建築の形態が決定されていく過程に置いても、模型で検討した方が早い事も多いということもわかってきた。


ずっと日本で設計に携わっている人ならば、今さら?と思うかもしれないが、両者に適切なフェーズがあることがわかっただけでも自分にとって大きな発見なのだ。


この時代において大切なのは、両方を行き来できることだと思っている。



だから、これからも中国で培ったデジタルでデザインすること、日本でのアナログな方法でデザインすることの両方を横断しつつ使いこなせるような設計者を目指し、日々を過ごしていこうと思う。


analog is the future


上海のとあるカフェに張ってあったポスターのフレーズをふと思い出した。


未来は何処へ。