僕たちは何をデザインしようとしているのか?
最近色々な業種の人と話す時に
人が足りないと言う事を挨拶と同じくらい耳にする。
建築の設計業界も同じ。
人件費の安い国では多くのマンパワーを費やしたデザインが可能になるのに対して
人が減りつづけるこの国はどこへ向かうのか。
もう既にそれを見据えている人もいるし、
これから確実にテーマになる。
人がいないのではない。
人はいる。
人があっちに流れているだけなのだ。
上の世代に感じる大きな感覚のギャップはまずはそこにある。
僕らの世代はバブルもしらないし、
大きな震災も何度も経験しているし、
世の中の状況が良かったという瞬間をおそらく体験できなかった世代。
そこから少しでも社会を良くしたいと思うソーシャル アーキテクトが増えているのは自然な現象なのかもしれない。