立ち位置
今年に入って、大学時代の同級生と会う機会がなぜか増えた。
ちょうど大学院を卒業して10年が経ち、久しぶりに会って話すと自分の得意なことや
本当に目指したいものが相対化されどんどん明確になっていくことがわかる。
何の頼りもなく卒業と同時に海外に出て働き
その後ヨーロッパを放浪し今はアトリエ事務所でまだ働いている。
相変わらず建築に携わっている。
久しぶりに友人に会うと、変わってないと言われ、
久しぶりに海外勤務時代の同僚に会うとやっぱり変わってないと言われる。
どうやら建築はいまだに好きみたいで、自分の言動からその気持ちは変わってないように見えるそうだ。
建築が友人と出会わせてくれたし、
苦しめられることも多いが、生きる力も与えてくれたと思う。
そこに終わりがないから、いつまでも学び続けられ、楽しめるのかもしれない。
改めて建築は夢のある仕事だと感じるのでした。