ショッピング
上海でもたくさんの商業施設、商業エリアをみてきたが、帰国してまず立ち寄った天神地下街。
今思い返すと、上海にはこんな地下街はなかったように思う。
長さは約600メートルで地下2階には計421台収容の駐車場。
ターゲットは女性。
上海には歩道橋の代わりに設けられた地下通路はあったけど、地上に比べて快適とはよべなかった。
天神地下街を少し俯瞰してみると、両サイドには空港線の天神駅、七隈線の天神南駅がある。
一日に約40万人の人が行き来するらしい。
この場所の魅力は「通路」であり、「入り口」であること。
誰もが駅へアクセスするための通路であり
地上のデパートへの入り口である。
「誰もが使うもの」と「使いたい人が使うもの」の両者が掛け合わされた天神地下街は「にぎわい」を常に生み出す。
上海での設計課題でパブリックと賃料について考えたけど、これも一つの解なのではないかと思った。
来る人がある程度確保されている場所に店舗を出すというのはとても現代的な手法だと何かの記事で呼んだ。
日本ではもう公共物化しているコンビニはこの手法で店舗を都市の中に配置している。
もう少し、まちを観察したいと帰国して思った。
あとブログは自分のアウトプットの場として習慣にしようと思う。
どうぞお付き合いください。