ステージの日

今日は敬老の日です。

少し前までは、祝日とかあまり気にかけなかったんですが、最近は何かと気にするようなりました。

敬老の日は長年社会につくしてきた老人に対して敬愛し、長寿を祝う日だと言われています。

僕にとっての敬老の日は中学生になる前までは、お小遣いのもらえる日でした。

今、考えると少しおかしな話ですが。

この日は地元のおじいちゃんや、おばあちゃんが公民館に集まって地域ごとに何か出し物をして、それをみんなで見ながら

食事をしたり、お酒を飲んだりすると言うものが催される日だったのです。

小学生の僕は詩の一節を朗読するという大役をまかされてステージに上がり、その見返りとしてお小遣いをもらっていました。

地域の人たちが集まる場がいろんな時期にあって、そこでまちの話をしたり、世間話をしたりしていたはずなのに

今では「その会」も地域からなくなってしまい、なんだか寂しい気持ちです。

変わること、変わらないこと

続けるべきこと、やめるべきこと

誰もが残したいことはきっとあると思う。