龙美术馆(西岸馆) 内観


今日は上海で国際会議があり市内の公共機関、交通などがほとんどストップするため上海市内の会社はお休み。

なので、近所の龙美术馆(西岸馆) へ再び足を運ぶ。

今日は空いていてすぐに入館できた。

館内を廻っていると途中から設計者の大舍建筑设计事务所の柳亦春も来ていて、

関係者に解説をしていたので少しだけ耳を傾ける。

「伞拱」Sǎn gǒngと(日本語訳すると傘型アーチ)形態の反復で多様な空間がたくさん生まれている。

抽象的な建築を中国でこれまであまり目にしてこなかったので、よりこの建築が上海の中で際立って見えた。

伞拱によって連続する光が美しい。

「上海ミニマリスム」とでも言うべきか。



以前、AARで柳亦春のインタビューがあったのでこれとも関連づけて建築を見るとまた違って見えるかもしれない。
http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/f7XZPQ2buGC46DkAOs5i


これから上海でコマーシャリズムと距離を置く事によって生まれる建築としての一つの解になっていくだろう。



■建筑规模
建筑面积33000平方米
展示面积达16000平方米
美术馆主体建筑以独特的“伞拱”结构为建构特征,
共分为四层、地上一层、二层为绘画、雕塑、装置、新媒体等当代艺术的展示空间